リコー、小売・物流向けロボットサービス手掛けるTelexistenceに出資

リコー、小売・物流向けロボットサービス手掛けるTelexistenceに出資

CVCファンド通じ、人手不足や労働コスト解消への対応支援

リコーは7月16日、CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンド「RICOH Innovation Fund」を通じて、小売・物流業界向けにロボットサービス(RaaS)を提供する東京大学発スタートアップのTelexistence(テレイグジスタンス)と資本提携契約を締結したと発表した。具体的な出資額は開示していない。

小売・物流業界の人手不足深刻化を考慮し、リコーはロボティクスとAIを活用した自動化ソリューションの社会実装を推進するとともに、人手不足や労働コスト上昇などの社会課題解決を後押ししたい考え。Telexistenceとの連携を通じて、オープンイノベーションによる新たな事業創出を加速することを目指す。

Telexistenceは、人の遠隔操作とAIを組み合わせたロボット運用を通じて、実環境でのロボット動作データを蓄積・活用するデータ収集基盤を構築・運用している。

この基盤を活用し、コンビニ向けに飲料陳列ロボット「TX GHOST」「TX SCARA」を提供。国内大手コンビニが実運用しており、月額課金型のサービスモデルを展開している。

リコーと国内販売会社のリコージャパンは、フィジカルAI領域における研究開発およびロボット事業の協業検討を進めており、資本提携と初期的な協業の枠組みを通じて、今後Telexistenceとの連携を深めながら、新たな価値創出の可能性を探求していく構え。

同ファンドは2023年11月発足。デジタルサービスの会社への変革を加速する取り組みの一環として、BtoBスタートアップとの共創を通じた成長支援に取り組んでいる。

(藤原秀行)

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