Best Beer Japan、ヤマトと組み飲食店向けにクラフトビールの空樽回収サービス開始

Best Beer Japan、ヤマトと組み飲食店向けにクラフトビールの空樽回収サービス開始

全国300以上の醸造所へ、送り状の準備不要・1樽から返送可能

クラフトビールの流通効率化支援を手掛けているスタートアップのBest Beer Japan(ベスト・ビア・ジャパン、埼玉県朝霞市)は6月2日、業務用のクラフトビールオンライン卸サイト「クラフトビール・プラットフォーム」で、飲食店向けに「樽回収サービス」を開始したと発表した。

飲食店にとって負担となっていた空樽の返送を、従来の複数本まとめ送りに比べ、1本単位で迅速に返送することが可能となり負担を大幅に圧縮、ビール樽の返送料を最大70%削減できると想定している。

ヤマト運輸と組み、送り状の準備や結束を不要にし、1樽から返送可能にしている。飲食店の業務効率化を後押しする。

クラフトビール市場の拡大に伴い、飲食店が扱う樽の本数は増加しているが、店舗から空樽を醸造所に返送する際、一般宅配を使うと1配送当たり1500〜2500円程度要するほか、送付先醸造所の住所検索や送り状の記入・樽の結束などの返送に関する作業の負担が大きいのが課題だった。

作業の手間や返送コストを嫌い、飲食店が空樽を店舗に滞留させていたため、バックヤードを圧迫。店舗から醸造所への空樽の返送が遅れた場合、醸造所では樽不足になり、醸造に支障が出ていた。

Best Beer Japanは、クラフトビール業界全体の課題解決を支援し、物流の標準化と低コスト化を促進、樽の回転率向上を実現した。

新サービスは返送料が1樽当たり693円(税込)からと設定。原価負担を抑えられるようにしている。

送付先の醸造所と樽数を選択するだけで依頼が完了するため、醸造所の住所などを調べる必要がなく、集荷依頼の時間を短縮。スタッフの工数を大幅に減らせるとみている。

まとめて返送する必要がなく、結束も不要で1樽から返送できるため、店舗の限られたスペースを圧迫しない。


取り扱い醸造所の一部

「クラフトビール・プラットフォーム」で販売している全国の醸造所に対応していれば、「クラフトビール・プラットフォーム」以外で購入した樽も返送対応する。

(藤原秀行)※いずれもBest Beer Japan提供

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