KDDIスマートドローン、車載型ポート使い洋上風力発電施設の遠隔自動点検に成功

KDDIスマートドローン、車載型ポート使い洋上風力発電施設の遠隔自動点検に成功

専用船の現地点検を代替、発電停止時間の削減推進

KDDIスマートドローンは6月10日、秋田洋上風力発電(秋田県能代市)と組み、今年3月23~26日に秋田洋上風力発電が運営する洋上風力発電施設で、車載型ドローンポート(専用離着陸設備)を活用した遠隔自動点検によるブレード(羽根)の外観点検の実証に成功したと発表した。


車載型ドローンポート


ブレード点検の様子

複数の洋上風力発電施設を効率的に点検することを目的に、自動離着陸・自動充電機能を備えたドローンポートを車両に搭載した車載型ドローンポートを活用した。

実証は事業所から遠隔で飛行指示を行い、洋上風力発電施設のブレード外観における汚れや傷などの状況を、遠隔から把握できることを確認した。

ドローン操縦者が現地の離着陸場所まで移動することなく、陸上から遠隔で必要なタイミングに点検を開始できることが分かった。KDDIスマートドローンは作業員が専用船で洋上風力発電施設へ向かうことが難しい場合でも、飛行条件を満たしていれば、陸上からブレード外観を確認できる可能性があるとみている。

さらに、車載型ドローンポートを活用することで、緩やかに回転中または一時停止状態のブレードを、車両の離発着場所到着から点検完了まで1基当たり30分から1時間程度で点検を完了できることも判明。

従来、外観点検の実施まで発電を停止する必要があったケースで、点検待ち時間の短縮や、設備異常発生時の迅速な状況確認・早期復旧を実現できると見込む。

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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