複雑なプロセス変革、新たなソリューション開発も
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は6月29日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の「NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合」を通じて、受発注関連業務の効率化支援システム「RECERQA」の開発・提供を手掛けるスタートアップのリチェルカ(東京都港区芝浦)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。
具体的な出資額は開示していない。

(NXHD提供)
リチェルカは受発注や在庫管理など、サプライチェーン領域における複雑な業務プロセスをAIで変革することを目指している。
「RECERQA」は、従来の記録・管理中心の基幹システム(ERP)とは異なり、AIがデータを理解し、業務判断や実行までを自律的に支援する「次世代基幹システム(Agentic ERP)」として開発。フォーマットが異なる多様な帳票のデータ化から、業務ルールの構造化、既存システムとの連携までを一体的に実現し、企業の業務効率化と高度化を支援することを目指している。
リチェルカは同システムの活用により、既存ERPと連携しながら段階的に新たな体制へ移行し、業務を停止することなく、仕入れ・在庫・販売といった領域から順次最適化を進めることが可能になると想定している。
NXグループは、リチェルカのAI技術を活用することでNXグループの受発注プロセスの効率化・高度化を推進し、新たなサプライチェーン運営の実現を図る。
さらに、物流領域に特化した新たなAIエージェントの開発に共同で取り組む。
リチェルカの技術とNXグループのネットワークを組み合わせることで、在庫可視化や輸送ネットワーク最適化など、より高度な物流ソリューションを提案し、サプライチェーン全体の価値向上に貢献していくことを狙う。
出資先概要
|
会社名 |
: |
株式会社リチェルカ |
|
本社所在地 |
: |
東京都港区芝浦4-11-17 中野スプリングビル6階 |
|
設立年月日 |
: |
2022年4月8日 |
|
代表者 |
: |
代表取締役CEO 梅田 祥太朗 |
|
事業内容 |
: |
受発注領域を最適化するAgentic ERP「RECERQA」の開発・提供 |
|
ホームページ |
: |
(藤原秀行)









