不一致・欠損を迅速に検出、目視確認の負担とミス低減見込む
Shippioは8月12日、貿易業務効率化支援システム「Shippio Platform」で、複数の貿易書類をAIで横断的に照合する新機能「AI書類照合」の提供を開始すると発表した。
AIがInvoice(仕入書)、Packing List(梱包明細書)、Bill of Lading(B/L、船荷証券)、Arrival Notice(A/N、着荷通知)など、複数の貿易書類の内容を自動でチェックし、不一致や欠損を検出する。これまで担当者が複数のPDFやExcelを目視で突き合わせていた確認作業の負担を軽減し、確認漏れのリスク低減につながると見込む。
貿易書類は一般的に、発行元によって書式や表現が異なり、担当者が複数のPDFやExcelを1項目ずつ目視で突き合わせる負担は大きく、確認漏れや手戻り、「見落としていないか」という心理的な負担が課題になっていた。
Shippioはこれまで、AI-OCR(AIを活用した文字認識)機能による貿易書類の読み取りやデータ化に対応してきた。新機能で書類の「読み取り」に加え、「書類間の整合性確認」まで踏み込んで支援する。
書類ごとにフォーマットや表記が異なっても、Shippioが蓄積してきたAI-OCRの知見を活用し、数量・重量・容積・船積み情報・荷送人/荷受人情報などの項目単位で整合性を確認。Invoiceが複数ある場合など、1つの案件に複数の書類がひも付く場合でも、必要な書類だけを対象にできるようにしている。
照合結果は項目ごとに、一致・不一致・欠損を一覧で確認できるよう表示。担当者は全書類を一から目視で確認する必要がなくなり、AIが検出した差異や確認が必要な箇所に絞って対応できる。
照合の結果は案件ごとに整理し、複数の案件についても照合状況や不一致の有無を一覧で把握できるようにし、対応が必要な案件から優先的に確認することを可能にしている。
(藤原秀行)※Shippio提供








