NTTドコモなど、9月開始
NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)とNTTモビリティ、NTTドコモは8月12日、愛知県からの受託事業として、名古屋市都心部で自動運転の社会実装を見据え、自動運転とオンデマンド配車システムを組み合わせた実証実験を9月11日に始めると発表した。
名古屋市都心部の交通量が多く複雑な交通環境で自動運転の技術向上を図るための検証を行うほか、NTTドコモビジネスが提供するオンデマンド配車システムと自動運転車両に搭載した自動運転ソフトウェアを組み合わせた検証を実施する。
利用者の予約状況や予約内容などに合わせて3台の自動運転車両を最適に配車するシステムを構築。自動運転の社会実装につなげていきたい考えだ。
名古屋駅前(総合校舎スパイラルタワーズ)、STATION Ai、愛知芸術文化センター、IGアリーナ前(名古屋造形大学)、FUJIなごや科学館の5カ所の乗降地点を含むルートを設定。このルートを名鉄タクシーホールディングスによる運行支援の下、3台の自動運転車両が走行するとともに、自動運転車両に搭載した自動運転ソフトウェアとオンデマンド配車システムを連携させ、予約に応じて各乗降地点へ配車し、従来のタクシーに近い運用を行う。
自動運転の技術向上に加え、自動運転の社会実装を見据えた利用者の利便性面や交通事業者の運用面の課題抽出を図る。
本実証の運行期間は2027年3月19日までの約半年間を想定しており、土・日・祝日および年末年始を除く平日のみを予定している。
米国での無人自動運転運行の実績を有するMay Mobilityの自動運転ソフトウェアを用いて、自動運転レベル4(特定条件下での完全無人)の社会実装に向けて課題となる交差点通過時の走行制御の向上を図る。
交通量の多い名古屋市都心部で、右折時に対向車を検知した際の走行制御や信号が変わるタイミングの予測精度の向上に関する技術検証を行い、自動運転の高度化を目指す。
また、将来の乗務員がいない自動運転レベル4の運行で利用者に対応することを想定し、車内に取り付けたタブレットシステムで新たに対話AIキャラクターによる案内を実施。事前のアンケートから利用者の乗車目的や知りたい情報を把握し、対話AIキャラクターによる自然なコミュニケーションを通じて、必要な情報を適切なタイミングで提供できるようにする。
乗務員がいなくても安心して利用できる自動運転の実現に向け、受容性の検証を行う。

実証で用いる自動運転車両のイメージ
実証で用いる自動運転車両のデザインは、名古屋駅前の乗降地点のスパイラルタワーズを校舎とする学校法人日本教育財団(国際工科専門職大学 名古屋キャンパス・HAL名古屋)とIGアリーナ前の乗降地点にある名古屋造形大学の学生のデザインで学内コンペティションを経て、制作した。

走行ルートのイメージ
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企業名 |
主な役割 |
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愛知県 |
本実証の実施主体・統括 |
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NTTドコモビジネス |
本実証のプロジェクトマネジメント、オンデマンド配車システムの提供および自動運転ソフトウェアとの連携 |
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NTTモビリティ |
自動運転車両の提供および導入・運用支援 |
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NTTドコモ |
対話AIキャラクターおよび車内タブレットシステムの提供 |
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May Mobility |
自動運転ソフトウェアの提供 |
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名古屋鉄道 |
なごやMaaSアプリ「デライド」の提供 |
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名鉄タクシーホールディングス、名鉄交通第一株式会社、名鉄交通第二株式会社 |
交通事業者としての運行支援 |
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学校法人日本教育財団 国際工科専門職大学(名古屋キャンパス)、HAL名古屋 |
地域事業者としての実証支援、車両デザイン、チラシ・ポスターデザイン、PR動画の作成、対話AIキャラクターデザイン |
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名古屋造形大学 |
地域事業者としての実証支援、車両デザイン |
(藤原秀行)※いずれも各社提供








