安定的な供給体制構築狙い
Prodrone(プロドローン)は9月7日、工作機械や火器類などの製造を手掛ける豊和工業の名古屋市の敷地内に「Prodrone第1量産工場」を新設すると発表した。
併せて、プロドローンは豊和工業を引き受け先とする第三者割当増資を実施、資金調達した。具体的な出資・調達額は開示していない。

プロドローンは9月1日付で、経済安保推進法に基づき、経済産業省から特定重要物資等の「無人航空機」に関する安定供給確保計画の認定を受けた。プロドローンは15億円を上限に助成金を受けることが可能で、量産体制の拡充が求められている。
豊和工業の既存施設を活用することで、点検・物流・防災といった領域のドローン需要に応える安定的な供給体制を迅速かつ効率的に構築することを目指す。
プロドローンは「わが国の自動車 ・航空宇宙産業の一大集積地である愛知県においてドローン量産を開始することは、製品の品質向上 ・技術革新のみならず、地域産業の発展や国産ドローンの国際競争力強化にも大きく貢献する」との見方を示している。
プロドローンと豊和工業は敵対するドローンや脅威に対して、物資投下や迎撃などの「対処」を行う軍事・防衛向けの「対処型ドローン」の共同開発に取り組むなど、協力関係にあり、提携でさらに結び付きを強化する。
豊和工業はプロドローンの力を借り、防衛関連事業の強化を目指す。
(藤原秀行)









