ダイナミックマッププラットフォーム、国や自治体など対象
ダイナミックマッププラットフォームは8月4日、「令和8年熊本地震」を受けて被災地域の復旧・復興活動を支援するため、「熊本地震災害復旧支援プログラム」を開始すると発表した。
災害復旧に携わる国や自治体、インフラ事業者・建設関係者などを対象に、総合3D空間プラットフォーム「3Dmapspocket」(3Dマップスポケット)を申請制・用途限定で無償提供する。期間は地震が起きた7月28日から10月28日まで3カ月間の予定。
3Dmapspocketは同社が自動運転や先進運転支援システム(ADAS)向けに整備・運用してきた高精度3次元データを活用したデータプラットフォームとして運営。
同社が取得した全国の高速道路、自動車専用道路、国道、主要幹線道路の高精度3次元点群データに加え、Google Photorealistic 3D Tilesを活用した3次元都市モデルをWebブラウザ上で閲覧することが可能。
高精度3次元点群データとGoogle Photorealistic 3D Tilesを同一プラットフォーム上で活用すれば、被災地域周辺の道路構造や地形、建物配置などを広域かつ詳細に把握することが可能という。
同社は距離、高さ、勾配などの計測機能と合わせて、復旧・復興活動に携わる関係者の業務を後押しする。


3Dmapspocketによる計測イメージ(上:高精度3次元点群データ/下:Google Photorealistic 3D Tiles)
被災地域の復旧・復興を進めるに際し、現地調査だけでなく、道路構造や周辺環境を正確に把握しながら効率的に計画・検討を進めることが重要となっている。
ダイナミックマッププラットフォームは自動運転やインフラ分野で培ってきた高精度3次元データを活用し、復旧・復興活動に携わる関係者を支援する。
プログラムで提供するデータは地震発生後の被災状況を示すものではなく、発災前の道路形状や周辺環境を把握するための基盤情報として活用してもらう。復旧計画立案やインフラ点検、現地調査前の事前確認などを支える。
(藤原秀行)※ダイナミックマッププラットフォーム提供







