T2が品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」認証取得、自動運転分野で国内初

T2が品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001」認証取得、自動運転分野で国内初

安全・安定した運行管理体制の構築など評価

T2は8月7日、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO 9001:2015」の認証を取得したと発表した。

同社は自動運転分野の企業がISO 9001の認証を取得するのは今回が国内で初めてと意義を強調している。


(T2提供)

T2は2027年度以降に「レベル4」(特定条件下での完全無人)自動運転トラックによる幹線輸送の開始を目指している。その前段として、24年以来、自社で開発した「レベル2」(ドライバーが同乗し、有事はすぐに運転を交代できるよう待機する)自動運転トラックを用いて、50社を超えるパートナー企業の荷物を輸送する実証に取り組んでいる。

さらに25年夏からは、実証を経た企業向けの定期輸送を事業化した「商用運行」をスタート。この1年でユーザーは大手の運送会社やメーカー、小売事業者など26社に拡大した。

ISO9001は、一貫した製品・サービスの提供や顧客満足の向上を目的として、ISO(国際標準化機構)が発行している。T2が商用運行などで自動運転トラックの安全かつ安定した運行管理体制が構築できている点、経営層が品質管理システムを活用した顧客満足に強くコミットできている点、T2独自の取り組みとして商用運行で得たデータを基に自動運転技術の品質を継続的に改善している点などのが評価された。

認証取得を受けてT2は今後、レベル4達成に向け、自動運転技術の品質を継続的に改善する活動を一層強化するとともに、ドライバーや運行管理者の能力を評価する制度の高度化などを通じて、高い水準の品質と安全性を備えた自動運転トラックによる幹線輸送サービスを継続的に提供したい考え。

認証の範囲
規格:JIS Q 9001:2025(ISO 9001:2015+Amd 1:2024)
認証範囲:Level2 自動運転搭載車両による幹線輸送サービスおよび、支線輸送サービス
登録番号:JUSE-RA-2291
認証機関:一般財団法人日本科学技術連盟 ISO審査登録センター
初回認証日:2026年7月29日

(藤原秀行)

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