アルムと連携、完全自動の切削加工マシンを共同開発へ
ソフトウェア開発などを手掛けるアルム(石川県金沢市)は8月30日、日本の製造業の競争力強化と世界市場での競争優位の確立を支援するため、主要な製造業約20社と連携し、ロボットや製造機器がセンサーなどで状況を把握、自律的に動かせるようにするフィジカルAIの実用化を目指す「製造AIXアベンジャーズ」を立ち上げたと発表した。
世界最高水準の国産フィジカルAIを搭載した切削加工マシンの共同開発を始める。京セラや神戸製鋼所、日本マイクロソフト、ニデックマシンツール、双日のグループ企業などが名を連ねる。
プロジェクトには、アルムが開発するAIを搭載した完全自動マシニングセンター(工作機械)の新機種「TTMC Type-M」、「TTMC Type-L」を共通プラットフォームとして採用。産業横断的な製造ノウハウ・加工データを集約・学習し、大型切削加工の完全自動化・AI化を図る。

(アルム提供)
プロジェクトの実施期間は今年10月1日から2030年9月30日までの4年間。
日本の製造業が保有する高度な加工技術・製造ノウハウを産業横断的に集約し、AIへ学習させることで、世界最高レベルの国産フィジカルAI搭載、完全自動切削加工マシンを導入・共同開発し、グローバル市場で競争力を持つ新たな製造インフラの構築を図る。
プロジェクトの期間中は他の企業や研究機関などにも参加を呼び掛けるほか、米国、韓国、欧州にもプロジェクトを展開していくことを想定している。
(藤原秀行)









