【現地取材・動画】ラピュタ、物流施設の作業全工程自動化支援するソリューション提供へ

【現地取材・動画】ラピュタ、物流施設の作業全工程自動化支援するソリューション提供へ

複数のロボットなど組み合わせ最適化、他社製品にも対応

ラピュタロボティクスは8月31日、物流施設内の業務全体の自動化・最適化を支援する「End-to-endソリューション」の提供を始めると発表した。

自動倉庫など個々の自動化機器の導入にとどまらず、複数のロボットなどを組み合わせ、入庫から保管、仕分け、出庫に至る全ての工程を円滑につなぎ、自動化・最適化できるようサポートする。ラピュタが独自に開発した、物流施設内に配置している複数のロボットなどを同時に制御できるソフトウェア「rapyuta.io」(ラピュタ・アイオー)を活用する。

ラピュタが提供しているピッキング支援AMR「ラピュタPA-AMR」や自動フォークリフト「ラピュタAFL」、保管容量などを簡便に変更可能な自動倉庫「ラピュタASRS」に加え、他のメーカーのロボットなどを組み合わせたオペレーションにも対応する。

同社は同日、東京都内の本社で、新たなソリューションの実例に関するデモを公開した。この日は、ラピュタの自動フォークリストが他社製のパレット自動倉庫に商品を自動で収めた後、他社製のアーム付きロボットがラピュタのパレット自動倉庫から送り出した商品を取り上げて、ラピュタの自動倉庫に移動させて仕分け作業を行ったり、AMRと自動倉庫の間でリレーする形でピッキングしたりする工程を公表した。

併せて、個々の商品ごとにピッキングが可能なピースピッキングロボットもデモをお披露目した。2026年中をめどに実用化したい考え。


自動フォークリフトがパレット自動倉庫に商品を格納


アームロボットが商品を自動倉庫に移動


実用化を目指しているピースピッキングロボット

同社のモーハナラージャー・ガジャンCEO(最高経営責任者)は「ソリューションを使い、全ての工程を当社1社で責任を持って自動化できるようにしたい」と意義を強調。2027年3月まで物流事業者3社とソリューション全体の設計を進める方針を明らかにした。

ラピュタのAMRなどロボットは約2000台が物流現場で稼働しているほか、ラピュタの自動倉庫は30件以上の発注を受けているという。

(藤原秀行)

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