NXグループ、CVC通じ就労困難者特化型DXプラットフォームを展開するVALT JAPANに出資

NXグループ、CVC通じ就労困難者特化型DXプラットフォームを展開するVALT JAPANに出資

障害ある人の活躍機会創出を支援

NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は9月7日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)の「NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合」を通じ、就労困難者特化型DXプラットフォーム「NEXT HERO」を展開するVALT JAPAN(ヴァルトジャパン、東京都千代田区丸の内)に出資したと発表した。具体的な投資額は開示していない。


(NXHD提供)

VALT JAPANは「就労困難者の大活躍時代をつくる」をビジョンに掲げ、障がいや難病などで就労機会が限定されている人財の活躍機会創出と、企業の人手不足・生産性向上を同時に実現する事業を展開している。

中核は就労困難者に特化したDXプラットフォーム「NEXT HERO」で、全国2000以上の就労継続支援事業所と連携し、累計400社以上から事務・デジタル領域のBPO(外部委託)サービスを受託している。

さらに、自社運営拠点「NEXT HERO DIC(Digital Innovation Center)」を展開し、実践的なスキル習得から企業への就職までを一貫して支援している。

NXHDは出資を通じて、VALT JAPANの人財マッチング力や事務・デジタル領域のBPO業務に関する運営ノウハウと、NXグループの全国の物流拠点・バックオフィス業務基盤を組み合わせ、障がいのある人が戦力として活躍できる新たな業務モデルの構築を目指す。

具体的には、VALT JAPANが運営するNXグループ専用のDICを設立し、管理部門における事務や、パソコンなどを用いる定型業務を抽出。また、両社が連携し、業務の設計から日々の運営、品質管理を行い、障がいのある人が安心して高いパフォーマンスを発揮できる体制を整える。

NXグループ専用DICで業務の進め方や品質管理のノウハウを確立したa後、NXグループの特例子会社「NXハートフル」で障がいのある人を直接雇用し、段階的に業務を移管する。持続可能な直接雇用体制の構築と、雇用機会の拡大を図る。

将来は物流事業者を中心とした顧客向けに、この取り組みで培った事務・デジタル業務の受託サービスの提供を検討する。NXグループ内にとどまらず、物流業界全体の人手不足対応や生産性向上に寄与するサービスの実現を目指す。

(藤原秀行)

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