まず食料品や日用品の27年取り扱い開始目指す
KDDIとKDDIスマートドローン(KSD)は10月27日、米Alphabet(アルファベット)傘下のWing Aviation(ウィング・アヴィエーション)と日本国内のドローン配送サービス本格導入に向け、戦略的パートナーシップを同日付で締結したと発表した。

高齢化に伴う買い物困難者の増加や共働き子育て世帯の時間不足、ドライバー不足などに伴うラストワンマイル配送の負荷増大などを受け、持続可能な地域配送を実現する新たな配送手段として、ドローン配送への期待が高まっているのに対応する。
まず2027年中に一部エリアで、ローソンの商品を含む食料品や日用品などの配送開始を目指す。その後、自治体や地域パートナーと連携しながら配送品や展開エリアの拡大を図る。
ウィング・アヴィエーションが世界で導入実績を重ねている自律飛行型ドローンや運航システム、自動地上インフラと、KDDIとKSDが有する通信基盤や制度対応・社会実装の知見を組み合わせ、日用品や食品、市販薬、小口の小売商品を迅速かつ安全、持続可能な形で届けるドローン配送の実現を狙う。

ウィング・アヴィエーションの機体と配送イメージ(いずれもKSD提供)
2012年にグーグルの研究所から誕生したアルファベット傘下のウィング・アヴィエーションは、住宅への配達完了件数が100万件を超えるドローン配送を展開。世界最大級の多数機運航を実現し、複数の国や地域にまたがる最大の住宅向けドローン配送ネットワークを構築している。
米国ではドローン配送を日常の物流ネットワークに統合する先駆的な取り組みを推進しており、現在米国の5つの市場で毎日数千件の配達を行っている。
先進的な自律飛行制御技術と安全システムを活用することで、顧客の庭や指定された場所へ、注文から通常30分以内に安全かつ正確に商品を届けるオンデマンド配送サービスを提供することを念頭に置いている。
(藤原秀行)








