ヤマトモビリティ&Ⅿfg.、日産アトラスEVコンバージョントラックの量産・販売開始

ヤマトモビリティ&Ⅿfg.、日産アトラスEVコンバージョントラックの量産・販売開始

ラストワンマイルのドライバー不足や脱炭素に対応

樹脂成形や物流機器を手掛けるヤマトモビリティ&Ⅿfg.(ヤマトモビリティ アンド マニュファクチャリング、埼玉県川越市)は11月2日、開発を進めてきた既存車両を電動化、再利用する「日産アトラス(F24型)ベース EVコンバージョン」の量産と受注販売を開始したと発表した。

近年、物流業界ではドライバー不足や脱炭素対応への要請が高まる中、普通免許で運転可能な小型EVトラックへのニーズが拡大しており、同社は小型トラックとして広く普及している日産アトラス(F24型)のEV化開発を手掛けている。

2025年に発売した「三菱ふそうキャンターベースEVコンバージョン」に続く第二弾として、本モデルを開発した。ガソリン車・ディーゼル車双方のEVコンバージョンに対応するとともに、配送現場で課題となっているドライバー不足への対応として、ニーズの高い普通免許対応モデル(GVW3.5t未満)のEV化にも応えるラインアップとして提供する。


(ヤマトモビリティ&Ⅿfg.提供)

これまで実施した「ラストワンマイル配送」を想定した市街地走行をはじめ、長距離・高速・夜間走行を含む「1000km走行確認試験」を完遂し、日本の道路環境や気候に適合した高い信頼性と実用性、ならびにラストワンマイル配送に必要な実用性能および運行安定性を確認しているという。

量産に関しては、EVコンバージョン車両の製造パートナーのオートワークス京都と連携し、生産品質・安全性を確保した量産体制を構築。高い安全性を担保した状態で順次出荷する。

既存の車体を廃棄することなく電動化して再利用する「EVコンバージョン」は、車両の製造・廃棄に伴うCO2排出や資源消費を最小限に抑え、資源を有効活用する「循環型ビジネス(サーキュラーエコノミー)」を体現するアプローチで、既存車両資産を生かしながらスピーディーかつ合理的なEVシフトを可能にすることで、環境対応とコスト課題解決を同時に実現できると見込む。

【EVコンバージョン対象モデル概要】
ベース車両:日産アトラス(F24型)
対象型式:
ガソリン車:CBF-SQ2F24(普通免許対応仕様 / 準中型免許対応仕様)
ディーゼル車:TKG-SZ2F24(準中型免許対応仕様)

※EVコンバージョン後も、運転に必要な免許区分はベース車両の車両総重量(GVW)に準じる(準中型対応車がEV化によって普通免許対応へ変更されるものではない)

(藤原秀行)

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