Hacobuのトラック予約受付サービス、HACCP対応で食品扱う拠点も利用可能に

Hacobuのトラック予約受付サービス、HACCP対応で食品扱う拠点も利用可能に

発熱の有無など確認、新型コロナウイルス感染拡大防止にも貢献

Hacobuは5月1日、物流拠点のトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボバース)」に関し、食品を扱う拠点で外来者の管理に利用可能となったと発表した。

改正食品衛生法により今年6月から食品を扱う全事業者に対し、HACCP(危険度分析による衛生管理)順守が義務付けられるのを受け、ムーボバースを衛生管理に使えるようにした。

ムーボバースで入出荷に当たるドライバーの会社名や氏名、入退場時間、作業開始・終了時間などを記録。併せて、事前にドライバーの体調や輸送中の温度管理状況など、各団体や企業が確認したい情報を受付画面に設定、入力に同意したドライバーのみ入退場を許可できるようにし、HACCPに基づく衛生管理を後押しする。

同社は新型コロナウイルスの感染拡大対応策として使うことも可能と強調している。ムーボバースは今年4月時点で約2500の物流拠点に導入されており、機能を拡充することで新型コロナウイルスの感染拡大防止にも貢献できるようにしたい考え。


入退場時間の記録画面イメージ※クリックで拡大


発熱の有無などの確認画面イメージ※クリックで拡大(いずれもHacobu提供)

(藤原秀行)

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