トラスコ中山がAI開発のシナモン、GROUNDの2社と資本・業務提携へ

トラスコ中山がAI開発のシナモン、GROUNDの2社と資本・業務提携へ

高精度な需要予測展開目指す、次世代の高機能オペレーション確立狙い

トラスコ中山が、次世代の高機能な物流オペレーション構築を目指し、AI開発のシナモン(Cinnamon)、GROUNDの2社と資本・業務提携することが明らかになった。近く正式発表する。

シナモンのAIを活用し、天候などのデータを基に顧客の機械工具などの需要動向を高精度で分析・予測し、必要な量が増えると見込まれる商品を先に納品できる体制を構築。顧客の欠品リスクを回避することを想定しているもようだ。

2024年にもトラスコ中山が200億円程度を投じて愛知県内で稼働させる予定の物流施設で、新たなオペレーションを展開できるようにしたい考えとみられる。GROUNDはAIを使ったオペレーション最適化などで協力。名古屋大も研究開発に参加する見通し。

(藤原秀行)

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