ヤマトの「ネコポス」、8月は3カ月連続で伸び率が50%台に

ヤマトの「ネコポス」、8月は3カ月連続で伸び率が50%台に

コロナ禍でEC普及が持続、宅配全体でも11・1%増

ヤマト運輸が9月6日発表した8月の小口貨物取扱実績によると、宅急便全体で前年同月比11・1%増の1億7647万843個となった。2020年2月以来、19カ月連続で前年同月実績を上回った。

このうち、住戸のポストに入る小型の「ネコポス」は54・3%増の2982万3622個で、3カ月続けて伸び率が50%台を記録。新型コロナウイルスの感染拡大が契機となりEC利用の普及が持続していることをうかがわせた。

宅急便と宅急便コンパクト、非対面の受け取りが可能なEC向け新サービス「EAZY」の合計は5・2%増の1億4664万7221個で、こちらも全体の数量と同じく19カ月続けての前年水準超えとなった。

一方、企業がメーンのクロネコDM便は1・3%減の6276万636冊だった。

(藤原秀行)

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