コーナン商事とT2、ホームセンター商品を自動運転トラックで定期輸送する商用運行開始

コーナン商事とT2、ホームセンター商品を自動運転トラックで定期輸送する商用運行開始

神奈川~京都間の高速道で、将来の「レベル4」運行参画も検討

コーナン商事とT2の両社は7月14日、ホームセンター「コーナン」の商品を自動運転トラックで定期的に輸送する商用運行を同日、関東~関西間の高速道路の一部区間で開始したと発表した。

コーナン商事は自社商品の扱い量が全体のうち多くを占め、関西から関東や九州など長距離輸送を行う理由でトラックドライバー不足の影響を受けやすいため、自社商品の在庫の持ち方を工夫しているほか、2025年の新規流通センター立ち上げ、仕分けの自動化機器の率先した採用などを進めてきた。

その一環として、2027年度以降に「レベル4」(特定条件下で完全無人)自動運転トラックによる幹線輸送の開始を目指すT2とともに、25年9月から「レベル2」(ドライバーが同乗し、有事の際はすぐに運転を交代できるよう待機する)自動運転トラックを用いて、「コーナン」の商品を自動運転トラックで輸送する実証を続けていた。

実証は今年4月まで計4回実施。コーナン商事は自動運転トラックの安全性や輸送品質に問題がないことを確認し、定期的に荷物を輸送する商用運行に移行することにした。


両社による実証の様子


商用運行で運ぶ商品の一例

商用運行は、川崎市の「コーナン商事川崎物流センター」から大阪府貝塚市の「コーナン商事貝塚物流センター」までの約520kmの区間(レベル2自動運転区間は東名高速・綾瀬スマートIC=神奈川県=~京滋バイパス・久御山JCT=京都府=の約410km)で往復し、資材や日用品を中心とした「コーナン」で取り扱っているホームセンター特有の自社商品を輸送する。

コーナン商事は、商用運行を通じて自動運転トラックを本格的に利用し、T2が実現を目指すレベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスへの参画も検討する。

(藤原秀行)※いずれも両社提供

テクノロジー/製品カテゴリの最新記事