アマゾンが東京・青梅の野村不動産、千葉・流山の大和ハウス開発物流施設にフルフィルメントセンター開設

アマゾンが東京・青梅の野村不動産、千葉・流山の大和ハウス開発物流施設にフルフィルメントセンター開設

物流ロボット活用、国内で商品保管能力は10%超拡大見込む

アマゾンジャパンは10月7日、東京都青梅市と千葉県流山市で、新たな物流拠点「フルフィルメントセンター」(FC)を開設したと発表した。

国内のFCは新設するものを含めてトータルで20か所以上に達し、商品保管能力は10%以上拡大して計1500万立方フィート(約42万立方メートル)に達する見込み。

新設する施設は入出荷に物流ロボットを活用するなど、自動化・省力化に注力。新型コロナウイルスの感染拡大防止も徹底する。

「アマゾン青梅FC」は延べ床面積が6万7518平方メートルで、9月22日に稼働を開始した。「アマゾン流山FC」は11万9959平方メートルで、10月13日に稼働を始める予定。

アマゾンは詳細を開示していないが、青梅FCは野村不動産が開発した「Landport(ランドポート)青梅Ⅲ」、流山FCは大和ハウス工業が手掛けた「DPL流山Ⅲ」をそれぞれ1棟借りしている。


「青梅FC」の外観


「流山FC」の外観(いずれもアマゾンジャパン提供)

(藤原秀行)

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