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【動画】宅配で実証実験のBEV公開、早期の実運用目指す

【動画】宅配で実証実験のBEV公開、早期の実運用目指す

ヤマトと日野、荷台高さは一般的トラックの半分で乗り降り楽に

ヤマト運輸と日野自動車は11月22日、東京都日野市の日野自動車本社で、宅配に使う実証実験に投入する予定の日野自動車製BEV(バッテリーを使った電気自動車)をメディアに公開した。

日野が来夏をめどに発売予定のBEVトラック「日野デュトロ Z(ズィー)EV」を採用。11月24日から約半年間、首都圏のヤマト拠点2カ所に2台を配備し、実際の配送業務に使う。

ヤマトは環境負荷軽減のため、2030年までに5000台のEVを運用、50年までに事業活動から出るCO2排出量を実施的にゼロとする方針を打ち出している。両社は温室効果ガス削減の効果や配送業務の効率などを見極めた上で、早期に本格活用へ踏み込みたい考え。


公開したBEVトラック「日野デュトロ Z EV」

今回活用するBEVは荷台床の地面からの高さを約40センチメートルと、一般的なトラックの半分ほどに抑え、荷物を抱えて乗り降りしやすくなるよう配慮。荷台と運転席をスムーズに移動できるウォークスルーの構造も踏襲している。

併せて、前進やバックの際に誤発進を抑制する装置などを搭載。女性やシニア層も運転しやすいよう工夫を凝らしている。


乗り降りしやすい運転席


運転席


通常のトラックの半分程度の高さに抑えた低床構造


ウォークスルー構造


荷台の後部


トラック前面で充電

現地でメディアの取材に応じたヤマト運輸グリーンイノベーション開発部の小澤直人モビリティ課長は「低床やウォークスルーなどの点を考慮し、実証実験への採用を決めた。検証を重ねて早期の実運用につなげていきたい」と説明。日野自動車BR EV開発推進室チーフエンジニアの東野和幸氏は「物流業界のカーボンニュートラルに貢献したい」と語った。

物流業界では、佐川急便やSBSホールディングスもラストワンマイル配送にEVを導入する計画を発表済み。


取材に応じるヤマト運輸・小澤氏(左)と日野自動車・東野氏

(藤原秀行)

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