ナイス、埼玉・越生の 「関東物流センター」第2期工事開始

ナイス、埼玉・越生の 「関東物流センター」第2期工事開始

2棟を増設、機能強化図る

住宅用資材販売などを展開している​ナイス(旧すてきナイスグループ)は4月14日、大型物流拠点「関東物流センター」(埼玉県越生町)の第2期工事を始めると発表した。

同社は全国の物流体制の再構築・強化に取り組んでおり、首都圏では2019年3月期、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の開通に伴い大幅に利便性が向上した郊外エリアを有効活用した「関東物流センター」を開設した。第2期工事で新たに2789平方メートルと3400平方メートルの平屋建て2棟を増設、機能を強化する。


関東物流センター(既存建物、ナイス提供)

第2期工事は2021年5月に公表した中期経営計画の中でも言及しており、積極的な木材利用に向け建築資材事業の木材流通サプライチェーンを強化するのが狙い。同センターを重要な拠点と位置付け、首都圏における市場競争力の強化と収益力の改善を図る。

首都圏全体を見据えて商品の保管を集約化し、最適な在庫体制を整備するとともに、ストックヤード機能に加えて木材商品のアッセンブル機能なども付加、サービスレベル向上を図る。

関東物流センター 概要
所在地:埼玉県入間郡越生町大谷352番地
敷地面積:41,347.12㎡(約12,500坪)

第2期工事 概要
構造:鉄骨造 平屋建て(2棟)
建築面積:2,789.44㎡
     3,400.59㎡
設計監理:㈱ワイ・ジャスト
施工:同上
工事期間:2022年4月~2022年10月(予定)

第1期工事(既存建物)
構造:鉄骨造 平屋建て
建築面積:4,318.53㎡
工事期間:2018年8月~2019年1月

(藤原秀行)

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