新日鉄興和不動産、兵庫・尼崎で近畿圏初の物流施設開発へ

新日鉄興和不動産、兵庫・尼崎で近畿圏初の物流施設開発へ

大手物流企業向けBTS型を計画、2020年1月完成見込む

 新日鉄興和不動産は2月13日、兵庫県尼崎市で物流施設「LOGIFRONT(ロジフロント)尼崎Ⅰ」を開発すると発表した。同社としては初の近畿圏での案件となる。


「LOGIFRONT尼崎Ⅰ」の完成予想図(新日鉄興和不動産提供)

 新施設は地上2階建て、延べ床面積4万3898平方メートル。名神道の尼崎ICから約2キロメートル、阪神高速の「尼崎東/尼崎西IC」から約3キロメートルに位置している。大阪市の中心街から8キロメートル圏内にあり、広域圏をカバーする物流拠点として強みを持つ。

 大手物流企業向けのBTS型施設として今月15日に工事を開始、2020年1月の完成を見込む。

 空調設備付きのトラックドライバー用休憩室を取り入れたり、従業員専用の駐車場を約80台分確保したりと働きやすい環境の整備に努める。

(藤原秀行)

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