日本郵便集計、回復傾向持続
日本郵便が3月31日発表した2月の郵便物・荷物の引受物数によると、荷物のうち宅配の「ゆうパック」は前年同月比2.2%減の7124万2000個だった。2カ月続けて前年実績を割り込んだ。
一方、ゆうパックのうち、住宅のポストに入る小型荷物に特化し、ECの商品発送に多く使われている「ゆうパケット」は2.5%増の3277万9000個で、8カ月連続のプラス。
競合するサービス「ネコポス」を取り扱うヤマト運輸がフリーマーケット(フリマ)ユーザー向けの料金値下げに踏み切ったことなどから不振だったが、回復傾向が持続している。
「ゆうメール」は11.0%減の2億5389万5000個。郵便物全体は6.5%減の9億4957万8000通だった。
(藤原秀行)