オプティマインド、執行役員CTOにデンソーウェーブ出身の柏原氏が就任

オプティマインド、執行役員CTOにデンソーウェーブ出身の柏原氏が就任

ラストワンマイル配送ルート最適化サービスの技術力向上図る

オプティマインドは6月1日、執行役員CTO(最高技術責任者)に柏原(かしはら)良太氏が同日付で就任したと発表した。

データ分析の専門知識と高い先見力を持つ柏原氏が執行役員CTOとなり、オプティマインドの技術力を飛躍的に向上させたい考え。

トラックドライバーの長時間労働規制強化に伴って物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」への対応などで、オプティマインドが手掛けるAIを活用したラストワンマイル配送ルート最適化サービス「Loogia(ルージア)」の需要がさらに増えると見込まれるのに対応する。

柏原氏は「物流業界で生成される大量のデータを効果的に活用することが重要であり、そのためにシームレスな接続性を担保しデータを循環させることがポイントの一つになってくると考えております。私は自身の経験を活かしつつ、本質的な課題に向き合い続けるオプティマインドのチームとともにこのような課題に対処し、皆様の期待に応えるソリューションを提供できるよう最善の努力を尽くしてまいります」とコメントした。

柏原氏は1989年、岡山県倉敷市出身。デンソーウェーブに新卒入社後、先行技術開発部門に所属し、機械学習関係の技術開発に従事。データを中心としたソフトウェアエンジニアリング全般に取り組むため、2020年9月にオプティマインドへ参加した。

(藤原秀行)※いずれもオプティマインド提供

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