日本コンセプト、高圧ガス事業を分社化

日本コンセプト、高圧ガス事業を分社化

代替フロンや炭酸ガスなど取り扱い拡大図る

日本コンセプトは6月1日、高圧ガスを専門に取扱う子会社「日コン外航ガスタンクケミカル」を同日付で設立したと発表した。

日本コンセプトは1994年に創業し、地球環境を破壊せずに反復利用できるISOタンクコンテナを活用したビジネスをグローバルに展開。当初は液体用タンクコンテナを利用して危険物に指定された化学品を含めた各種液体のワールドワイドロジスティクスを手掛けてきたが、2017年には高圧ガス用タンクコンテナを利用した高圧ガス事業を開始。

高圧ガス事業では、代替フロンや炭酸ガスを始めとした様々なガスの輸送、保管、回収、破壊などを担っている。事業開始以来、国内外の企業の様々なニーズに積極的に応えながら着実に売り上げを伸ばしており、2022年10月には高圧ガス事業の営業に特化したガス・環境ソリューション部を設立した。

事業のさらなる拡大を目指し、新たに新潟市に約8500坪の土地を購入して高圧ガス事業を展開することを踏まえ、将来の事業展開も展望し、一段ときめ細やかな営業展開を目指した高圧ガス事業の子会社を設立した。

子会社の概要
商号:日コン外航ガスタンクケミカル株式会社(英名:NICHICON OVERSEAS GASTANK CHEMICAL Co.,Ltd.)
所在地:東京千代田区内幸町2-2-2
代表者:代表取締役社長 松元 孝義
事業内容:フロンガスをはじめとした各種ガスの回収、再生、破壊、除害 貨物利用運送事業 倉庫業
資本金:1億円
設立年月日:2023年6月1日
決算日:12月31日
大株主と持ち株比率:日本コンセプト100%

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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