三菱倉庫系CVC、航空貨物のオンライン予約プラットフォーム手掛ける米ペリカーゴに出資

三菱倉庫系CVC、航空貨物のオンライン予約プラットフォーム手掛ける米ペリカーゴに出資

国際物流の高度化など期待

三菱倉庫のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、MLCベンチャーズは8月12日、運用するファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」を通じて、米国でフォワーダー向けに航空貨物のオンライン予約プラットフォームを展開しているスタートアップのPelicargo(ペリカーゴ)に出資したと発表した。

ペリカーゴが実施したシードⅡ資金調達ラウンドの一環として実施した。具体的な出資額は開示していない。

ペリカーゴは多数の航空会社の運賃や輸送条件をリアルタイムで比較し、予約から輸送実行までをオンライン上で一元的に管理できるプラットフォームを提供。フォワーダーの業務効率化と輸送手配迅速化をサポートしている。

国際物流の需要が拡大する一方、航空貨物の輸送予約業務は見積りの取得やスペース確保などに電話やメールを中心とした運用が依然として残っており、業務効率化の余地が大きい状況にあるため、ペリカーゴがプラットフォームで効率化を図っている。

MLCベンチャーズは、航空会社とフォワーダー双方の業務効率化や利便性向上を実現するペリカーゴのプラットフォームが、航空貨物領域におけるデジタル化を推進する重要な基盤となる可能性を有していると判断。

出資を機に三菱倉庫グループが保有する国内外の物流ネットワークや事業基盤との連携に加え、米国現地法人との協業も視野に入れ、国際物流サービスの高度化やグローバル物流オペレーションの強化につなげていきたい考え。

(藤原秀行)

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