エフシースタンダードロジックス、中国輸入特化型デジタルフォワーディングサービスに青島航路を追加

エフシースタンダードロジックス、中国輸入特化型デジタルフォワーディングサービスに青島航路を追加

海上混載輸送などを容易に手続き、管理可能

中日輸入フォワーダー最大手のエフシースタンダードロジックス(大阪市)は6月6日、国際海上輸送のデジタルフォワーディングサービス「D2D」青島サービスの提供を開始したと発表した。

コンテナによる海上混載輸送、通関手続き、日本国内の配送をオールインワンにした輸送サービスを、クラウド型のオンラインシステムで提供する。アパレル、繊維商社、服飾雑貨、日用品、キャンプ・アウトドア・レジャー用品など、中国・青島から日本へ商品を輸入する事業者らの商品を輸送する。


D2D青島スケジュール

D2Dは、中国輸入特化型のデジタルフォワーディングサービス。スマートフォンやPCから、簡単に手間なく、オンラインで利用できるのが特徴。

輸送手続きやコスト、ステータスをクラウド上で一元管理することで、貿易に関わる煩雑な業務を軽減し、変化が早く不安定なマーケットへの対応を最速化できると見込む。

現在、サービスを提供している航路は、中国・上海を中心とする江蘇省や浙江省を後背に持つ華東地区、深圳や広州などの華南地区から日本への輸入ルートが対象。6月1日には新たに青島から日本向けの輸送サービスを始めた。

既に2022年には、上海より南の地域、深圳や広州などの華南地区へ、デジタルフォワーディングサービスの対象エリアを広げてきており、青島まで拡大する。

(藤原秀行)※いずれもエフシースタンダードロジックス提供

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