SkyDrive、韓国の航空機リースSolyuと「空飛ぶクルマ」最大50機プレオーダーで合意

SkyDrive、韓国の航空機リースSolyuと「空飛ぶクルマ」最大50機プレオーダーで合意

首都圏の交通渋滞受け普及目指す

SkuDriveは9月15日、韓国で航空機リースを手掛けるSolyu Company(ソリューカンパニー)と、「空飛ぶクルマ」導入に関する覚書を締結したと発表した。

SkyDriveが設計開発中の空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」をSolyuが最大50機プレオーダー(一般発売に先駆けた購入申し込み)することで合意した。

SkyDriveは現在、軽量で電動、3人乗りの「SKYDRIVE」開発を進めており、2022年4月には量産に必要な型式証明審査の適用基準について国土交通省と合意。型式証明の取得を目指している。

Solyuは、VMIC Aviationなどの航空機事業や、航空機リース、金融業界で数十年の経験を持つメンバーが経営に当たり、最新技術のeVTOL(電動垂直離着陸)、eCTOL(既存小型機の電動化)、eSTOL(電動航空機)といったゼロエミッション航空機のリースを手掛けている。

韓国は首都圏の深刻な交通渋滞という課題を抱えており、韓国政府は時間と社会的費用を70%削減できると期待して、韓国都市型航空交通(Korean Urban Air Traffic:K-UAM)ロードマップを策定している。政府は官民共同実証プロジェクト「K-UAMグランドチャレンジ」の計画も推進している。

Solyuは韓国都市型航空交通を推進するため、電動でゼロエミッションの空飛ぶクルマを活用することが不可欠と判断、プレオーダーに踏み切った。

今後、SkyDriveとSolyuは韓国における空飛ぶクルマの実装に向け、政府や運航オペレーター、バーティポート(離発着場)や給電インフラなど、普及に不可欠なリソースの整備などを推し進める構え。


南山ソウルタワー周辺を飛行するイメージ


「SKYDRIVE」のイメージ(いずれもSkyDrive提供)

(藤原秀行)

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