アマゾンが食品スーパーのアークスと協業、生鮮食品の最短2時間配送サービスを今冬めどに開始へ

アマゾンが食品スーパーのアークスと協業、生鮮食品の最短2時間配送サービスを今冬めどに開始へ

北海道では初

アマゾンジャパンは10月3日、北海道・東北地方を中心に地域密着型食品スーパーを運営するアークスと協業し、Amazonプライム会員向けサービスとして、アークスの実店舗で取り扱う生鮮食品のオンライン販売と最短2時間配送サービスの提供を開始すると発表した。

札幌市と北広島市の一部エリアで、今冬をめどに始める予定。北海道地方でアマゾンを通じた生鮮食品のオンライン販売・配送サービスの提供は今回が初めてという。


(アマゾンジャパン提供)

新サービスでは、アマゾンのウェブサイトとショッピングアプリ上にアークスのストア「アークスネットスーパー」を開設。消費者から注文を受けた後、アークス店内の専門スタッフが代わって商品を選び、アマゾンの配送ネットワークを活用して注文から最短2時間で配達する。

対応エリアは順次拡大する予定。具体的なサービス開始の時期や配送時間、配送料などの詳細は今後詰める。

アマゾンは既に、Amazonプライム会員向けサービスとして、東京・神奈川・千葉の一部エリアで「Amazonフレッシュ」を、食品スーパーのライフコーポレーションと連携して東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫の一部エリアでライフネットスーパーを、同じくスーパーマーケットのバローとタッグを組み愛知の一部エリアでバローネットスーパーを、成城石井と協業し東京・神奈川・愛知の一部エリアで成城石井ネットスーパーをそれぞれ展開。同じく最短2時間配送を実施している。

(藤原秀行)

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