愛知から九州向け、1日当たり130t
西濃運輸は10月12日、愛知県小牧市の小牧支店で取り扱っている、トヨタ自動車の愛知県内6カ所の部品センターから出荷されている九州宛て補給部品輸送に関し、1日当たり約130t(大型トラック13台分相当)を10月2日に鉄道輸送へ切り替えたと発表した。
モーダルシフトにより、年間約1050tのCO2削減を見込んでいる。カーボンニュートラル実現や「2024年問題」などの社会課題に対応していくのが狙いだ。
愛知県から九州(福岡県)までの集荷・幹線・搬入トラック輸送の走行距離は930㎞を超え、走行時間は約14時間強に及ぶ。2024年問題を考慮し、トヨタと対応を協議、モーダルシフトに踏み切ることにした。
(藤原秀行)