アルフレッサHD、中国の医薬品卸大手と戦略的業務提携

アルフレッサHD、中国の医薬品卸大手と戦略的業務提携

病院向け医薬品管理サービス提供、商品輸出入などでも協力へ

医薬品卸大手アルフレッサホールディングスは3月15日、中国の同業「華潤医薬商業集団有限公司」(北京市)と包括的な戦略的業務提携に関する合意書を締結したと発表した。

双方が持つ販売や物流などに関するノウハウと経験を組み合わせ、中国国内で病院向けの医薬品管理サービス提供を目指すほか、日中両国の商品輸出入業務などを共同で進めていく予定。

華潤医薬商業は1950年設立。2017年の売上高は医薬品卸として中国2位に達しており、同国内の27省で180以上の子会社を展開、5000超の大病院をカバーするなど強固な事業基盤を持っている。アルフレッサHDは同社の力を借り、アジアでの事業成長につなげていきたい考えだ。

(藤原秀行)

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