ユビテックの現場安全見守りサービス、工場設備の異常通知をスマートウォッチで受信可能に

ユビテックの現場安全見守りサービス、工場設備の異常通知をスマートウォッチで受信可能に

新機能追加で業務効率化・DX促進

映像解析や画像検知などの技術を手掛けるユビテックは2月1日、工場や工事現場などで働く作業者の安全見守りサービス「Work Mate(ワークメイト)」で、新たに工場設備から発する異常通知の受信機能を同日、追加したと発表した。

設備の停止時間短縮や作業者の安全確保には工場設備の異常を迅速に検知することが求められている。同社が現状の工場設備の異常通知方法について「Work Mate」ユーザーにヒアリングした結果、設備ごとに警報が設置されているため設備の特定に時間を要することや、管理室以外で通知の確認ができないこと、警報発生時に各作業者の作業場所を瞬時に把握
して対応指示する手段がないことが課題になっていることが分かった。

そこで、「Work Mate」と設備異常の情報を連携させ、作業者は「どの設備に異常があるか」を装着しているスマートウオッチで即時に確認できるようにした。

現場の管理者は「Work Mate」で作業者の位置情報をつかめるため、対応の指示をスムーズに行えることも期待できる。


通知イメージ


作業指示イメージ

稼働設備や警報設備と「Work Mate」をインターフェースコンバータ(通信変換器)で接続。稼働設備の情報が「Work Mate」のクラウドシステムに取り込まれることにより、稼働設備のアラート通知の受信・閲覧、警報設備の発報が可能になる仕組み。


システム構成図(いずれもユビテック提供)

(藤原秀行)

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