プロロジス、大阪・堺市で3.7万㎡程度のBTS型物流施設開発へ

プロロジス、大阪・堺市で3.7万㎡程度のBTS型物流施設開発へ

近畿各府県に1時間で到達、27年中の竣工見込む

プロロジスは4月9日、大阪府堺市でBTS型物流施設「プロロジスパーク堺」を開発すると発表した。2025年中に着工し、竣工は27年中を予定している。4月に造成工事と入居企業募集を始める。

地上4階建て、延床面積は3万7000㎡程度を想定。入居企業の要望に応じて最終的に決定する。冷凍・冷蔵倉庫や製造業への対応として、耐荷重の増強や天井クレーン設置、外構部の有効利用など、入居企業の物流ニーズに合わせて柔軟に対応する予定。


「プロロジスパーク堺」完成イメージ

開発予定地は大阪市内から南へ約20kmの地点に立地し、阪神高速道路の堺ICから約6km、阪和自動車道の松原ICから約5km。主要地方道の大阪府道2号(大阪中央環状線)から約2分、国道309号まで約4分で到達可能。

広域アクセスのための主要幹線道路が集中し、大阪市内へ約30分、神戸市中心部、京都市中心部および近畿各府県まで約1時間で到達できる見込み。大阪港からのアクセスおよび関西国際空港(約40分)からのアクセスも良好で、陸・海・空いずれの運送拠点としても適した立地とみている。

南大阪エリアでは希少な内陸部で、防災性にも優れていると想定している。


開発予定地

ESG推進・環境負荷低減への取り組みとして、倉庫内には通常のLED照明比で電力使用量を半減できる高天井用センサー付きスマートLED照明(プロロジス共同開発)の採用や、施設屋根面に太陽光発電設備の設置を検討している。

防災、BCP(事業継続計画)の一環として、緊急地震速報システムや、災害用無線機「ハザードトーク」の導入も計画している。

計画概要

名称

プロロジスパーク堺

開発地

大阪府堺市東区石原町

計画敷地面積

約17,400㎡(約5,300坪)

計画延床面積

約37,000㎡(約11,200坪)

構造

地上4階建て(予定)

着工予定

2025年中

竣工予定

2027年中

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供

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