霞ヶ関キャピタル開発参画の賃貸型3温度帯対応倉庫が仙台で竣工

霞ヶ関キャピタル開発参画の賃貸型3温度帯対応倉庫が仙台で竣工

3.8万㎡、市中心部から10km圏内

霞ヶ関キャピタルは7月31日、開発用地のソーシングと企画立案を担い、アセットマネジメント業務を受託している仙台市の物流施設「LOGI FLAG DRY & COLD 仙台泉I」が同日、竣工したと発表した。


物流施設外観

新施設はドライ・冷蔵・冷凍の3 温度帯に対応したマルチテナント型案件で、延床面積は3万8084㎡。

東北自動車道の泉ICから約1km。仙台市中心部から10km圏内、仙台港から20km圏内にそれぞれ位置し、仙台市街地への近距離配送に加えて東北地方の広域輸送のハブ拠点として機能することも可能とみている。

非常に強固な岩盤層上に建設され、南北方向に長く、北、西、南側三方路に接面する敷地特性を活かし、北側の3層のドライ棟と南側の4層(1、2 階バースのため2層使い可能)の冷凍冷蔵棟で構成する。ドライ棟、冷凍冷蔵棟はそれぞれ2テナントが利用可能な設計を採用している。

環境に配慮し、冷凍冷蔵棟に設置する冷凍冷蔵設備は自然冷媒によるものを採用。施設屋根には太陽光発電パネルを設置し、最上階の熱負荷を軽減するとともに比較的安価な電力を提供できるようにして、入居テナントの運営費用低減を後押しする。

施設概要

物件名 

LOGI FLAG DRY & COLD仙台泉Ⅰ

所在地

宮城県仙台市泉区大沢二丁目12番地の2

交通

東北自動車道「泉IC」 約1km

延床面積

38,084.87㎡(11,520.67坪)

敷地面積

17,993.77㎡(5,443.11坪)

構造

鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上4階建

設計

株式会社塩浜工業

施工

株式会社塩浜工業、株式会社ヤマダ技研

スペック

・3温度帯倉庫(冷凍/冷蔵/常温)

・梁下有効高 5.5m

・床荷重 1.5t/㎡

・ノンフロン(自然冷媒)採用

・太陽光パネル設置

・温度可変区画有(+5℃~-25℃)

評価認証

CASBEE 建築評価認証 Aランク取得

BELS認証(ZEB Ready)取得

(藤原秀行)※いずれも霞ヶ関キャピタル提供

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