けが人なし、部品交換時の増し締め忘れ原因
横浜冷凍(ヨコレイ)は1月24日、同社が埼玉県加須市に構えている物流拠点「加須第二物流センター」で1月22日午前11時半ごろ、配管から冷媒が漏れるトラブルが起きたと発表した。
従業員らは全員避難、消防車が出動する騒ぎとなったが、消防が安全を確認したため、1月23日午後に業務を再開した。けが人は出ていないという。
ヨコレイによると、トラブルがあったのは同センター2階の荷さばき場。冷凍設備の部品交換・整備作業中に、配管から冷媒が漏洩したため、一時、全館を立ち入り禁止にするとともに入出庫業務を停止した。
調査した結果、部品交換時のボルトの増し締めをし忘れたことが原因と確認したという。
ヨコレイは「現行、作業確認も含めて対応マニュアルに則り2人で交換・整備を行っていたが、今回の件を踏まえ、作業後の検査実施方法となる作業マニュアルの追加と、作業員2人以上と専門役の立ち合いで今まで以上にチェック体制を強化し、再発防止に努めてまいります」とコメントした。
加須第二物流センター(ヨコレイ ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)