三菱倉庫グループのキャバリエ、米ノースカロライナ州で医薬品専用倉庫の運用開始

三菱倉庫グループのキャバリエ、米ノースカロライナ州で医薬品専用倉庫の運用開始

GMPに対応、物流需要獲得目指す

三菱倉庫は2月12日、米国と英国で医薬品・ヘルスケア関連の物流などを手掛けるグループのCavalier Logistics(キャバリエ・ロジスティクス)が、米国で保管サービスを強化するため、2月10日にノースカロライナ州ダーラムでGMP(適正製造・品質管理基準)に対応した医薬品専用倉庫の運用を開始したと発表した。

キャバリエが同州で倉庫拠点を展開するのは初めて。同州内には多くの医薬品産業関連企業が進出しており、活発な投資が続いていることを考慮、米国に根付く物流企業として医薬品物流需要を獲得することを目指す。

 
 

今後、24時間・365日対応可能な緊急入出荷対応や世界各国の輸出入など、医薬品工場周辺の物流サービスを積極的に展開する予定。

ダーラム倉庫概要

倉庫住所 1325 Hamlin Road Durham NC 27704
設備 2-8℃庫、15-30℃庫
非常用発電機
スプリンクラー他
キャパシティ 11 904㎡(1階建て1棟)
入出庫バース 15バース
トレーラー駐車 26台
その他 GMP対応済

さらに、今年の3月には同じく医薬品産業が集積しているニュージャージー州のニューアークでもGMP対応倉庫を新たに開設する予定。

ニューアーク倉庫概要

倉庫住所 740 Walnut Avenue Cranford NJ 07016
設備 2-8℃庫(設置予定)、15-30℃庫
非常用発電機
スプリンクラー他
キャパシティ 2 340㎡(1階建ての一部)
その他 GMP対応予定

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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