ヤフーとプラスを強く批判
アスクルは7月24日夜、同社が8月2日に開く定時株主総会で、大株主のヤフーとプラスが岩田彰一郎社長と独立社外取締役3人の再任に反対する議決権をそろって行使したことを受け、コメントを発表した。
この中で「岩田社長のみならず、適正なガバナンスを維持するための機能を有する独立社外取締役に対してまで、当社が構築してきたガバナンスプロセスを否定し、両社が共同してこのような行使に及んだことについて大変遺憾」と強く批判した。
併せて、経済産業省が今年6月に公表した「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」で規定されている「上場子会社に関するガバナンスの在り方」にも反すると不満を表明している。
(藤原秀行)