初の建て替え案件、27年竣工予定
米投資運用大手アレス・マネジメント傘下の日本GLPは3月24日、東京都板橋区舟渡で延床面積が約7400㎡の物流施設「Marq(マーク)板橋」を開発すると発表した。
旧施設を建て替えた上で佐川急便が1棟借りし、新たに「赤羽営業所」として利用する。竣工は2027年の予定。
「Marq」は北米・欧州でアレス・マネジメントが展開している物流不動産事業と、中国を除くGLPの物流不動産事業を統合、2025年12月に創設したグローバル物流不動産ブランド。日本GLPは今年9月、保有・運営している物流施設の名称をGLPからMarqに変更することを計画している。

「Marq板橋」完成イメージ(プレスリリースより引用)
「Marq板橋」の開発地は、これまで佐川が「赤羽営業所」として施設を自社で使用し、地域物流拠点として稼働していた。築50年を超えて施設の老朽化が目立ったことなどから、日本GLPが再開発に乗り出した。
日本GLPとしては、日本で初の既存営業所建て替えとなる。
「Marq板橋」は、隣接する北区全域の集配を担う佐川の戦略的拠点として運営する。
1、2階の各フロアにトラックバースを配置し、2階へ直接アクセスが可能なスロープと庫内にはベルトコンベアーを完備して、仕分けから積み込みまでを最短動線で結ぶ垂直動線を確保する予定。
佐川の営業所としては初めて、ドライバーが荷物の積み降ろしを行う作業ゾーン(庫内)に全館空調を導入することを想定している。
3階には休憩室のほか事務所スペースを整備することで、従業員の利便性を高めることを見込む。将来の配送車両の電動化を見据え、充電スポットを設置する予定。
浸水を考慮し、非常時には営業所の全車両を2階へ退避・仮置きできる駐車計画を採用。電気設備を上層階に設置するなど、被害を最小限にとどめる設備計画を実施する。
LED照明の採用、人感センサー付き照明設備の設置などでCASBEE A認証、ZEB Ready認証を取得する予定。
■施設概要
施設名:「Marq板橋」
所在地:東京都板橋区舟渡4-12-28
敷地面積:約5,700㎡
延床面積:約7,400㎡
構造:地上3階建て、耐震構造
着工:2026年3月末
竣工:2027年(予定)
認証取得:CASBEE A認証(予定)、ZEB Ready認証(予定)
(藤原秀行)












