「空間」から「身体そのもの」の冷却に転換、エアーシャワーの技術応用
工場の衛生設備などを手掛ける三共空調(大阪府四條畷市)は3月26日、暑熱環境下で働く作業者の熱中症対策と負担軽減のための設備「熱中症対策エアーシャワー」(特許出願中/出願番号:2025-81762)の開発を進めていると発表した。
グループの三和建設と共同で展開。現在は3号機の開発段階に入っており、実証結果を踏まえた改良を重ねているという。

工場の製造エリアに入る前に高速の風を吹き付けて作業者や物品の塵埃、髪の毛、微生物を除去するエアーシャワーの技術を応用。作業者に強い風を吹き付け、体表面にまとわりつく熱を短時間で除去する“人用冷却装置”として使えるという。
従来の空間冷却と異なり、「身体そのもの」を直接冷却することで、暑熱環境下における体感負担の軽減を図る。短時間でリフレッシュできるようにし、現場で継続的に使われることを前提に設計しているという。
約3分の使用を想定しており、仮設環境でも設置しやすい構造を採用している。

実証結果を踏まえ、3号機ではフォークリフトで運搬可能なサイズ・重量への最適化を図っているほか、全身に強い風が行き渡る室内構造の再設計、吹出口と人体の距離・配置の見直しなどを進めているという。
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品名 |
取るねつ |
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外形寸法 |
1490(W)×1155(D)×2237(H) |
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ジェットノズル |
22個(風速:30m/s以上) |
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外壁 |
金属サイディング |
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電源 |
三相AC200V(50/60Hz)約1.6kw 単相AC100V(50/60Hz)約0.8kw |
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発売 |
2026年4月下旬より予約受付開始 |
(藤原秀行)※いずれも三共空調提供












