トピー工業、グループで廃棄ゴムクローラーの資源循環推進

トピー工業、グループで廃棄ゴムクローラーの資源循環推進

熱エネルギーとして有効利用、埋め立て処分から転回

トピー工業とグループのトピー実業、トージツの3社は4月22日、建設機械に使用されていた「廃棄ゴムクローラー」を対象とした、新たな資源循環の取り組みを推進していると発表した。

旧来、廃棄ゴムクローラーは、芯金とゴムが強固に一体化した構造のため分別・再資源化が難しく、埋め立て処分が主流だった。



鉄スクラップ業界はゴム由来成分や燃焼時の発煙が電気炉操業に悪影響を及ぼす懸念があり、廃棄ゴム業界でもゴムと鉄の剥離が極めて困難な「処理困難物」として敬遠されてきたためという。

そのため、トピー工業が長年培ってきた電炉製鋼技術により、ゴムが製鋼に与える影響を制御しつつ熱エネルギーとしても有効利用し、芯金を高品質な鉄鋼製品へ再生することを想定。

さらに、トピー実業とトージツがグループの物流ネットワークを生かして回収から流通までの一貫体制を構築し、建機オーナーやレンタル会社などの排出事業者に対して、コンプライアンスを遵守した適正かつ効率的で透明性の高いリサイクルフローを提示する。

(藤原秀行)

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