船舶海事産業の取り組み加速
郵船ロジスティクスは5月29日、水上ドローン(USV)の開発を手掛けるスタートアップのOceanic Constellations(オーシャニック・コンステレーションズ、OC)と、USVの量産・運用に関する戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

郵船ロジスティクス・原秀則社長(左)とOceanic Constellationsの本田拓馬共同代表取締役CEO(最高経営責任者)
OCは、海洋上でUSVを多数展開し、センサーや通信ネットワークを構築することで、広範囲の海洋監視やデータ取得を可能にするUSVコンステレーションプログラム「海の衛星群」の開発を推進している。
USVの量産・社会実装は、防災、海洋安全保障、通信など幅広い分野に貢献する次世代の海洋インフラとして期待されている。
OCの事業が実証段階から実用化フェーズに移行する中で、同社のグローバル展開を支える基盤構築を目指す。
郵船ロジはOCが開発するUSVの部品を対象とする在庫管理や倉庫オペレーションの設計、倉庫管理システムの導入を含むサプライチェーン全体の構築を支援するとともに、今後USVの量産および迅速なグローバル展開に向けた国際物流スキームの構築を段階的に協議、サポートする。
郵船ロジは2026年度から船舶海事産業を戦略的重点分野の一つに位置付け、ワーキンググループを設立。船舶の建造・修繕に伴う部品輸送や船舶輸送、プロジェクト輸送など、同産業向けのソリューション強化を図っている。
OCが進める「日本発のUSVコンステレーション事業を世界市場で展開するための『勝負の準備』」を、包括的なロジスティクスサービスの提供を通じて、物流の面から支援する。

航行中のUSV
(藤原秀行)※いずれも郵船ロジスティクス提供











