ANAHDのCVC、製造・物流現場向けロボットなど手掛けるPhoxterに出資

ANAHDのCVC、製造・物流現場向けロボットなど手掛けるPhoxterに出資

搬送自動化に期待

ANAホールディングス(HD)は5月29日、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)のAH―GB未来創造投資事業有限責任組合(通称・ANA未来創造ファンド)を通じて、製造・物流現場向けロボットや外観検査自動化ソリューションを手掛けるPhoxter(フォックスター)に出資したと発表した。

具体的な出資額は開示していない。

Phoxterは、現場のあらゆる無駄を削減し全体最適を図る「搬送自動化」と、独自のAIアルゴリズムを用いて高精度化を図る「検査自動化」を軸に設定し、人手不足などの課題解決を支援。

ハードウェアに加え、独自の制御ソフトウェアまで包括的に開発・提供することで、実効性の高い自動化を実現している点を評価した。

ANAグループも、成田空港の最大規模の貨物上屋(第8貨物ビル)にPhoxterのAGV(自動搬送ロボット)60台を採用している。

CVCファンドは2024年4月設立。規模は80億円、運用期間は10年と設定している。次世代モビリティ関連(エアモビリティ、ドローン、宇宙など)、カーボンニュートラル関連(環境負荷が低い航空燃料SAFなど)といった領域を投資対象に設定している。

ファンドの運営はグローバル・ブレインが手掛けている。


第8貨物ビルで稼働しているフォックスター製AGV

(藤原秀行)

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