改修不要で複数拠点展開が可能と想定
YE DIGITAL(YEデジタル)は6月24日、複数荷主・複数拠点を運営する3PL企業向けに、倉庫自動化システム(WES)「MMLogiStation」(NMロジステーション)を活用し、自社サービスとして荷主へ提供可能な複数拠点対応のWES基盤の提供を始めたと発表した。
WES基盤を駆使することで、3PL企業は自動化設備の導入などを含む、自社倉庫ならではのサービス提案が可能になるほか、新規倉庫の立ち上げ期間を大幅に短縮できるとみており、WMSを改修せずに自動化設備を展開することが可能と想定。
導入検討段階から効果試算(ROI検証)を行うことで、投資判断を支援し、事業拡大の加速に貢献できると見込む。
複数のテナントを抱える3PL企業は荷主ごとに業務内容が異なるため、倉庫立ち上げのたびに契約荷主ごとに倉庫レイアウトや作業フローを個別に検討・設計する必要があり、業務手順の整理や、WMS改修を含むシステム構築が発生している。
新規拠点立ち上げに多くの時間とコストを費やさざるを得ず、サービス提供の開始や収益化が遅れたり、自動化設備の導入提案や標準化された運用提案を行いづらかったりするといった課題を抱えていた。
自動化による作業効率化・省人化を顧客に積極的に訴求しにくく、事業の差別化や受託拠点の拡大スピードに制約が生じていた点を考慮。新たなWES基盤提供にこぎ着けた。
複数拠点へ横展開しやすい共通WES基盤を提供し、この基盤上に3PL企業ごとの専用環境を構築することで、「機能選択サービス型WESプラットフォーム」として契約荷主へ提供することが可能になるという。
YEデジタルは、3PL企業が拠点追加やテナント入れ替えにも柔軟に対応できるようになると効果を見積もっている。

機能選択サービス型WESプラットフォーム、構成イメージ図

機能選択サービス型WESプラットフォーム、提供機能イメージ
(藤原秀行)※いずれもYEデジタル提供










