伝票・小型物品の搬送なども想定、限定領域で実装目指す
独立系の車載機器専門商社、東海クラリオン(名古屋市)とダイセーホールディングスの両社は6月24日、東海クラリオンとダイセーロジスティクス(東京都文京区本駒込)と連携し、埼玉県杉戸町でダイセーロジが構えている「杉戸R&Dセンター」で、自動運転モビリティの実証実験を開始すると発表した。
物流現場で実証を重ねて安全性や運用性を検証し、自動運転技術を物流現場に応用したい考え。
実証実験では、東海クラリオンが保有する、後のせ自動運転システム「YADOCAR-iドライブ」を搭載したゴルフカート型車両を使用。杉戸R&Dセンターの敷地内と周辺エリアで各種検証を実施する。
私有地内で、停車状態で各種センサーの動作を検証したり、自動運転走行テストを行ったりする。
具体的には、八の字走行や直線走行、カラーコーンを用いた緊急ブレーキテストなどを予定しており、自動運転時の安全性やセンサー認識性能を確認する。
当該車両はナンバープレートを取得しているため、有人での公道走行も可能。公道では各種センサーの動作検証を行う予定。
加えて、杉戸エリアに複数ある物流施設間の移動や、伝票・小型物品の搬送などを想定し、物流現場における活用の可能性も見極める。
実証期間は約1年間を予定しており、週1回程度の頻度で検証を行うことを計画している。

「YADOCAR-iドライブ」を搭載したゴルフカート型車両(両社提供)
(藤原秀行)










