型式証明・商用化へ前進と強調
「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を手掛けるSkyDriveは6月24日、開発中のマルチローター型空飛ぶクルマ「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」の実用速度域となる時速100kmで前進飛行試験を実施し、機体の安定性、制御性、操縦性、推進システム、飛行制御システム、搭載機器が想定通りに機能したと発表した。
同社は今回取得した飛行試験データにより、設計・解析段階で予測した飛行特性と実機挙動の整合性を確認し、量産に不可欠な型式証明取得と2028年の商用化に向けた開発を着実に前進させることができたと説明している。

同社は、今回の飛行試験で機体の安定性、制御性能、構造健全性および各システムの作動状況を確認し、設計・解析段階で想定した飛行特性と実機挙動が整合することが分かったと説明。
高速前進飛行という開発上の重要なハードルをクリアしたのに加え、これまで積み重ねてきた設計・解析・試験の妥当性が実機によって裏付けられたと意義を強調している。
同社は「今後の認証試験および商用化に向けた機体開発を、より確かな見通しを持って進めることが可能になった」と解説している。
併せて、都市部での利用を前提に、固定翼を持たないコンパクトな機体構成を採用していることの実用性も証明できたとみている。
同社は「12基の電動ローターとフライトコントロールシステムによる飛行制御が、高速前進飛行においても安定して機能することを確認できたことで、SkyDriveが目指す都市型航空機コンセプトの実現性をさらに高められた」とPRしている。

(藤原秀行)※いずれもSkyDrive提供









