構内物流の自動化・省人化狙い、DX進捗に期待表明
東京都の小池百合子知事は7月7日午前、新宿区北新宿の「東京都中央卸売市場 淀橋市場」を視察した。淀橋市場は青果専門としては都内で大田、豊洲に次ぐ取扱量を持つ。
淀橋市場は荷降ろしの効率化などを図るため、ダイフク製の高さ25mの自動立体冷蔵倉庫を設置、今年1月に稼働を開始した。同倉庫は約300パレットを格納可能で、約2万ケースを保管できるという。
併せて、東京機械製作所(TKS)のAGV(無人搬送ロボット)も導入、一体的に運用することで、構内物流の自動化・省人化につなげたい考え。国内の卸売市場で自動立体冷蔵倉庫とAGVを一体的に運用するのは初めてという。
小池知事は自動立体冷蔵倉庫から青果の入ったケースを出荷し、AGVがパレットを下から持ち上げて搬送するところを視察した。


自動立体冷蔵倉庫とAGV

AGVがケースを搬送するところを視察する小池知事(右から2人目)
視察後、メディアの取材に応じた小池知事は「卸売市場は労働集約型で成り立ってきている。ここをどう自動化していくかは、他の市場と共通する課題」と指摘。「新鮮な商品をいかに小売の現場へ届けていくか。特に物流は人手不足に直面する中で、大元のところでDXを進めていくのは広がりも大きいものがあると思う。これからもいろいろな取り組みを進めていっていただきたい」と語った。

取材に応じる小池知事
(藤原秀行)









