国際フィーダー定期航路を活用
福岡県と阪神港(神戸港・大阪港)の管理・運営を担っている阪神国際港湾株式会社の両者は8月24日、三池港(福岡県大牟田市)のコンテナ貨物取扱量の増加と利用促進で新たに連携すると発表した。
三池港は、両者が連携を強化し、国内外への売り込みや情報共有を通じてコンテナ貨物取扱量を増やす「ブルーアライアンス港」として展開。今後、三池港と阪神港を結ぶ国際フィーダー定期航路の利用拡大を図る。

連携の覚書に調印した(左から)大牟田市・関好孝市長、阪神国際港湾株式会社・木戸貴文社長、福岡県・生嶋亮介副知事
昨年7月、三池港を基点とする国際フィーダー航路が開設。神戸港経由で三池港と諸外国の港湾を結び、内航船が週1便(土曜日)寄港している。
就航後、福岡県では三池港の背後圏地域や東京・大阪方面の荷主企業に対し、ポートセールスを継続的に実施。東京でのセミナー開催を通じて、三池港の背後にある貨物量や港としての利便性をアピールし、物流事業者や船社とのネットワーク構築を図ってきた。
県は一層の港湾利用促進に向けたポートセールス活動や、船会社・荷主企業・物流事業者に選ばれる港を目指し、阪神国際港湾株式会社との連携をさらに深めるため、「ブルーアライアンス港」として提携締結に踏み切った。
提携により、阪神港からの三池港を利用する荷主企業への支援条件を拡充する。
具体的には支援期間を「1年間」から「3年間」に延長。支援要件についても、最低輸送貨物量を「年間20TEU」から「年間10TEU」に引き下げ、緩和する。
阪神港からの支援は、国内他港からの転換する場合、1TEU当たり2万5000円の支援を受けることができる。
(例)
【転換前】地元⇒(陸送)⇒A港⇒(外航船)⇒海外へ
【転換後】三池港⇒(内航船)⇒阪神港⇒(外航船)⇒海外へ

モーダルシフトの場合、1TEU当たり6000円の支援を受けることが可能。
(例)
【転換前】地元⇒(陸送)⇒阪神港⇒(外航船)⇒海外へ
【転換後】三池港⇒(内航船)⇒阪神港⇒(外航船)⇒海外へ

(藤原秀行)※いずれも両者提供








