ハコベル、CLOの意思決定や法対応実務を支援する新システムの提供開始

ハコベル、CLOの意思決定や法対応実務を支援する新システムの提供開始

拠点横断で改善の打ち手をAIが提案、物流費最適化も後押し

ハコベルは8月28日、CLO(最高物流責任者)の意思決定や物流企画部門の各種法対応実務をサポートする新システム「CLOダッシュボード」の提供を開始すると発表した。

トラック予約/受付システム「トラック簿」と連携して取得した荷待ち荷役時間などのデータを基に、複数拠点横断でAIが打ち手の提案を行うほか、中長期計画・定期報告といった法定書類をワンクリックで指定様式に沿って出力できるようにしている。

「ハコベル配車管理」との連携により積載率を算出し、積載率向上で物流費を最適化するための分析機能も提供する。

今後もグループ企業のデータの一括分析など様々な機能の実装を予定しているほか、システム連携についても他社製品やExcel・CSVを利用したデータの取り込みに対応する構想を進めている。

本システムは改正物流効率化法で特定事業者に求められる3要件「荷待ち時間の把握・短縮」「荷役時間の把握・短縮」「積載効率の把握・向上」と、「中長期計画の策定・提出」への対応に焦点を当てて支援する。

「トラック簿」を導入している全拠点のデータを一括で分析し、全拠点横断での荷待ち・荷役状況を可視化する。全体の平均数値や拠点ごとの平均待機時間をグラフで示すとともに、前月までと比較して急激な変化があった拠点など要注意拠点もリスト化する。

さらに、AIが取得データを基に分析した「改善可能性が高いと予想される拠点」なども提示する。

中長期計画を国に届け出るための指定様式に合わせてワンクリックで出力可能。他にも今後原則として毎年必要となる「定期報告」の様式もカバーし、物流企画部門担当者の法対応の実務負担を軽減する。

「ハコベル配車管理」から取得したデータを元に、各物流拠点での車両単位の積載率を可視化。低積載の便を具体的に把握することで、入出荷時刻の調整による車両削減や積み合わせの改善などの打ち手を検討しやすくするほか、荷物1個当たりの物流費の最適化につなげる。


CLOダッシュボード画面イメージ(ハコベル提供)

(藤原秀行)

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