ソニーグループのグローバル物流管理などの機能を三井倉庫サプライチェーンソリューションに移管へ

ソニーグループのグローバル物流管理などの機能を三井倉庫サプライチェーンソリューションに移管へ

4月1日業務開始、SCM最適化図る

調達物流や製造・販売物流などを手掛ける三井倉庫サプライチェーンソリューション(SCS)は3月22日、ソニー(グループ再編に伴い4月1日誕生予定の事業会社)と物流企画分野で新たに業務提携することで合意したと発表した。

三井倉庫SCSは2015年、三井倉庫ホールディングス(HD)とソニーが共同出資する形となり現社名に変更。三井倉庫HDが株式の66%、ソニーが34%を保有し、ソニーグループ向けに国内外で物流サービスを提供している。

ソニーグローバルマニュファクチュアリング&オペレーションズが持つ機能のうち、グローバルの物流管理実務とソニーグループの各事業に対する物流企画支援、航空・海上輸送の入札運営とパートナー管理担当の国際輸送企画の両機能を三井倉庫SCSに移管、4月1日に業務を始める。物流企画機能を強化し、ソニーグループのSCM最適化などを図る。

(藤原秀行)

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