港湾春闘、組合側が4月17日から24時間のスト通告

港湾春闘、組合側が4月17日から24時間のスト通告

事業者の日港協回答に不満、全港・職種対象

港湾労働者が参加する全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港湾同盟)は4月8日、2022年の春闘で、事業者で構成する日本港運協会(日港協)と第4回中央団体交渉を開催した。

大幅な賃上げを求める組合側に対し、日港協は加盟する事業者が賃上げしやすくなる環境の整備に努める姿勢を強調。組合側は具体的な金額の提示がなかったことなどを不満とし、交渉は平行線のまま終わった。

組合側は日港協に対し、4月17日の始業時から同18日の始業時までの24時間、全ての港・職種を対象にストライキを実施することを通告した。次回の団体交渉は4月14日の予定。

(藤原秀行)

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